【国内初】プロ野球球団と連携したライオンズ整形外科クリニック開業へ

2024/01/06更新

一般社団法人ARMS（東京都千代田区）は、埼玉西武ライオンズの本拠地である「ベルーナドーム」（埼玉県所沢市）近くで「ライオンズ整形外科クリニック」の建設を進めており、2024年2月に完成、4月に開業する予定です。

ライオンズ整形外科クリニックは国内初のプロ野球球団と連携したクリニックで、診療科目は整形外科／リハビリテーション科。埼玉西武ライオンズの選手と同じレベルの診療を地域住民へ提供することを目的としています。

クリニック開設にあたっては、ARMSが、株式会社西武ライオンズ（所沢市）、学校法人帝京大学（東京都板橋区）、アスリートメッド株式会社（東京都千代田区）と連携。具体的な連携内容は、西武ライオンズが商標の貸出・用地提供、アスリートメッドが運営サポート・経営支援、帝京大学が診療の支援となっています。また、2023年6月に株式会社武蔵野銀行（さいたま市大宮区）が融資を実行しています。
※ARMSは「ライオンズ整形外科クリニック」の名称を株式会社西武ライオンズの使用許諾の下で使用。西武ライオンズはクリニックの運営に関与していない

埼玉西武ライオンズのプレスリリース（昨年1月30日付）によりますと、帝京大学が派遣する埼玉西武ライオンズのチームドクターがクリニックの院長を兼任します。

クリニックの建設を担当しているのはパナソニック ホームズ株式会社（大阪府）。
パナソニック ホームズのプレスリリースによりますと、同社は、埼玉パナソニック ワイルドナイツの本拠地施設、さくらオーバルフォートに隣接する「ワイルドナイツ クリニック」（埼玉県熊谷市）におけるクリニック建設の実績があり、これが評価されて今回の受注となったとのことです。

埼玉西武ライオンズは2023年1月、スポーツ医科学分野の強化による選手のコンディショニング管理と、選手一人ひとりの能力を最大限に発揮できる環境づくりを目的として、帝京大学とスポーツ医科学サポートに関するパートナーシップを締結。その流れの中で「ライオンズ整形外科クリニック」を開業することになったとのことです。

※ライオンズ整形外科クリニック
所在地：埼玉県所沢市大字上山口字長峰下2178番6
敷地面積：2,333.81平方メートル（705.97坪）
建築面積：562.51平方メートル（170.15坪）
延床面積：
1階　519.35平方メートル（157.1坪）
2階　528.06平方メートル（159.74坪）
合計　1,047.41平方メートル（316.84坪）
構造：重量鉄骨造2階建て
https://lionsclinic.jp/

（文／ヘルスケア・マネジメント.com）