院長婦人はコンサルタント
第58回
コロナ禍の気疲れのなか
求められるのは人のつながり?

季節はすでに秋。新型コロナウイルスも相変わらずの状況。GoToキャンペーンも始まり、今後、冬にかけて人の移動にともない感染拡大がどうなるか?心配とはいえ、サマンサの地元は特にクラスター発生などもなく、一見、おだやか~である。

ただ、常に注意を払っているせいか、とても疲れる……。来院される患者さんも必ずマスクを着用し、受付時も前の人と少し間隔を開けて待っている。以前は、お昼休みも玄関は開けて、午後診療前には待合室に入ってもらえたが、今は風除室の扉は開けているものの、午後診療開始まで待合室には入れない。公共交通機関が限られているのに、外で待たせてしまうことを心苦しく思っている(特に高齢患者さん)。

学校検診も今年は秋まで持ち越して、先月すべて終了。思い返せば、夏前にはディスポの検診用ガウンを着こみ、グローブ&フェイスガードをして、冷房の効かない学校体育館での眼科検診は院長汁まみれで奮闘。「来年はどうなるんだろうなぁ……」と思いながら学校を後にしたのが、今年の思い出。

話は変わるが、最近、レセコンの入れ替えをした。以前も、「紙カルテの置き場所に苦慮するから電子カルテにしたい!!」と業者さんと相談していたが、レセコンから電カルに移行するのは、院内インフラ整備も合わせると想像以上に費用がかかるため断念した。それを踏まえ、今回もレセコン入れ替えとなった。
同じメーカーでも、ソフトの改定具合で従前とはがらりと仕様変更され、慣れるまで難儀することもあるが、今回は、医事管理ソフトの大幅な変更はなく、スタッフも普段の延長線上で使用している。

あとは、コロナ禍なのになぜかミセスコンテスト参加者は昨年に比べ大幅に増えている(サマンサは昨年の某ミセスコンテストで日本グランプリ&世界大会入賞)。今は、ミスコンよりミセスコンのほうがバラエティー豊かで勢いがある。「あつ森」や「おうちごはん」などの巣ごもり生活ではなく、女性たちは果から羽ばたくことを選択しているのかな、なんて思う。

人間関係を結べる集団の上限人数は150人らしく、「ダンバー数」と呼ぶ。つまり、家族や親しい友人を含む身近な人とのつながりが見直されるが、反対に、SNSなどゆるく広範囲なつながりも存在する。よく考えれば、最近凝っているライブ配信は、両方の特徴を併せ持つ良いとこ取りかもしれない(人気ライバーへの道は遠く、過疎ることもたびたびですが……)。

また、リモートワークの増加と比例し、ラジオ配信アプリの利用者も増えているという。人とのつながりって、本能ですかね……。

サマンサも中断していた講演会開催が決まったり、医業経営コンサルタント仲間が制作する動画配信番組に「クリニック経営に院長夫人が携わるor携わらない?!」と題し、経営視点から談義したり。
カンペもないなかペラペラと話せるとは、講演会&ライブ配信で鍛えた会話力は半端ではないよ~!!と自画自賛。YouTubeでも視聴できるので、ぜひご覧あれ。

まあ、今号はまったり雑談配信ということで。あ、間違った!!雑談コラムってことで。(『CLINICばんぶう』2020年11月号)

サマンサ●中学校の教師だったが、夫の開業をきっかけに診療所の事務長に就任。日本医業経営コンサルタントと医療経営士3級の資格を持ち、新潟県内の眼科専門診療所で院長夫人兼事務長として経営の舵取りをしている。