ジャスミン茶ゼリー ~病院・施設の栄養サポートおやつ~
気温が高まる梅雨の時期には、涼やかなおやつを食べたくなる方も多いはず。医療法人みなとみらい(横浜市西区)の管理栄養士:佐藤さんと清水さんに摂取エネルギーを抑えるためにおやつを控えている方でも楽しめる、低エネルギーで満足感が得られるおやつをご紹介いただきました。
清涼感のあるゼリー
さっぱりしたあと味のジャスミン茶ゼリーは、気温と湿度が高い時期におすすめしたいおやつです。
ゼリーは冷蔵庫で2時間程度冷やし固め、少しゆるく仕上げています。さらにクラッシュすることで、より口溶けよく召し上がっていただけます。また、甘さは控え目ながら、はちみつのシロップで高い満足度が得られるゼリーです。
市販のジャスミン茶のほかにウーロン茶、ティーバッグを使ってつくることもできる、簡単かつバリエーションも多いレシピです。(ヘルスケア・レストラン 2020年6月号)
■材料と4人分の分量
水:400cc
ジャスミン茶葉:6g(ジャスミン茶の場合は350cc)
ラカントS(サラヤ株式会社):大さじ2
粉ゼラチン:5g
A はちみつ:小さじ2、水:小さじ2
クコの実:4g
■栄養成分(1人分)
エネルギー:16kcal
たんぱく質:1.1g
脂質:0g
炭水化物:3.2g
食塩相当量:0g
■つくり方
①鍋に水を入れて火にかける。沸騰したら火を止め、茶葉を入れて5分蒸らす。
②粉ゼラチン、ラカントSを①に加え、溶けるまでかき混ぜ、型に流す。粗熱が散れたら、冷蔵庫で2時間ほど冷やす。
③Aを混ぜ合わせてシロップをつくる。クコの実は分量外の熱湯をかけ、水で戻す。
④泡だて器やフォークでクラッシュ状にした②を器に盛りつける。③のシロップをかけてから、クコの実を飾る。
「当法人が開催している患者さん向けの料理教室には、エネルギーコントロールを必要とする方が多く参加しています。そういった方に対し、低エネルギーかつ満足感のあるレシピをご紹介しています」