愛媛県のモデル事業で(株)アルムのアプリ導入

株式会社ディー・エヌ・エーの子会社である株式会社アルム(東京都渋谷区)は、愛媛県が運用開始した「急性期医療連携ネットワーク整備モデル事業」にアルムが開発・提供する医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join(ジョイン)」を導入したことを発表しました。

愛媛県では、県民の死因の第1位が循環器病で、心疾患における死亡率は全国2位(令和2年厚生労働省人口動態統計より)であるとともに、専門医の不足・偏在や医師の負担が課題となっています。このため二次・三次救急医療機関が円滑に連携して急性期医療に取り組む体制の確立を図るために、「急性期医療連携ネットワーク整備モデル事業」に取り組んでいます。
アルムは、モデル事業に参加する愛媛県内の14施設(専門医を有する病院と専門医が不足する病院)へJoinを導入し病院間の情報連携体制の構築サポート。この体制の構築で医療リソースの最適化と医師の負担軽減を図っていきます。

導入医療機関は、愛媛大学医学部附属病院、愛媛県立中央病院、愛媛県立新居浜病院、市立宇和島病院、松山赤十字病院、西条中央病院、済生会西条病院、村上記念病院、大洲中央病院、加戸病院、市立大洲病院、大洲記念病院、喜多医師会病院、市立八幡浜総合病院。
準備が整った医療機関から順次、システム運用開始となります。

今回の実施により、国内では405施設にJoinが導入されたことになるそうです。
(文/ヘルスケア・マネジメント.com)

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